ジュリアン・アランフィリップが世界選手権で2連覇して名実ともに世界最強とも言えるロードバイク S-works Tarmac(ターマック) SL7
エアロと軽さが両立されたTarmac SL7ですが発売前からその重量には注目が集まっていました。
発売してそこそこ経ちますが、私の様な平凡なサラリーマンが高級パーツではなく、実際に組むことが多いであろうセカンドグレードのパーツで組んだ場合の重量がどんなものか気になりまして実際に測って見ました。
自分が所有するTarmac SL7の重量ですが
7,025gでした！
その内訳を明記したいと思います。
完成車両の重量は？
公表されてますS-Works Tarmac SL7完成車の重量は56サイズで6.7kg（Dura-Ace Di2、Rapide CLX）となっております。
当然ながらこの重量にはペダルやボトルケージなどの重量は含まれていないと思います。
ですがディスクブレーキでディープリム、クリンチャーのRapide CLXを履いてこの重量は驚愕ものです。
ペダルやサイコン、ボトルケージを付けて余裕を持って7kgちょい、と考えて設計されているのではないかと考えられます。
いや～、箱出しで6,8kgを切るバイクを買えるなんて良い時代になりましたね。
でも実際に自分たちが購入する場合は？
さて、ここでちょっと考えたいのが実際に自分たちが購入する場合です。
HPやカタログ、はたまたインプレ記事や動画に載っている重量は大抵、コンポがデュラエースでホイールが最高級なもの。
ですが私のような平凡リーマンにはそんなの購入できません（泣）
私を含め大抵の方々はフレームを購入して、コンポはアルテグラ、サドルやハンドルは1番高くて軽いやつではなくそこそこの値段の2番目くらいのやつ、ホイールは他の車両で使っていたやつかこれまた2番目ぐらいのやつ。
こんな感じになると思います。
悲しきリーマン仕様（泣）
こんな感じの現実的な車両の重量の方が知りたいと思うのですが、どこにも書いていません。
そのような訳で自分の車両の構成と重量が購入を考えている方の参考になればと思い公開いたします。
又兵衛所有 S-works Tarmac SL7のパーツ構成は？
自分がフレームを購入してS-Buildで組んだ構成はこんな感じです。
フレーム サイズ49 カラー ボーラ-ハンスグローエハンスグローエ
コンポーネント Shimano アルテグラDi2
ホイール Roval Alpinist CLX
タイヤ Specialized Turbo Cotton
サドル Specialized POWER ARC EXPERT
ハンドル S-WORKS CARBON AEROFLY II
ステム Tarmac integrated stem 90mm
ペダル Shimano デュラエース
ボトルケージ ELITEl vico carbon
以上
クランクは165mmで左にパイオニアのペダリングモニターが付いております。
ホイールはどうしても軽いAlpinistが欲しくて予算が厳しかったのですがなんとかして買っちゃいました。
この構成で実重量が7,025gとなります。
ホイールがRapiedではなくAlpinistなのでその分軽量化出来ると思ったのですがコンポがデュラエースではなくアルテグラなのでそのへんで重量がかさんでいるのかと思います。
またボトルケージやペダリングモニターの重量も加算されております。
ちなみにフレームの最軽量カラーは2021年モデルではカーボン/カメレオンシルバーグリーンカラーランとなっております。2022年モデルではどれになるのでしょうかね。
軽量ホイール Roval Alpinist CLXの実重量は？
Rovalの中で軽さを売りにしているAipinist CLX。
せっかくの軽量フレームなので出来れば軽いホイールを履きたい。
そう思い結構無理して購入してしまいました（汗）
軽量ホイールなのでその実重量が気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
では実重量を測ったみたいと思います。
フロントホイール
570g
リアホイール
695g(写真撮り忘れ）
合計重量 1,265g
この様になりました。
メーカーカタログ記載重量はフロントが562g、リアが686gとなっております。
正直、合計17gぐらいでしたら誤差の範囲内だと思います。
こちらにタイヤ、チューブ、ディスクローターやスプロケをつけるとどうなるかと言うと
フロントホイール
1,050g
リアホイール
1,365g
以上の様になりました。
ここはもう少し詰めれば更に軽量化ができそうです。
まとめ S-works Tarmac SL7はデュラエースでなくても十分軽い！
平均的なディスクロードに比べましてアルテグラ組みで7,025gはかなり軽いと思います。
おそらく前後のディスクローターをXTRのRT-MT900にしてチューブをラテックスに変えればお手軽・低予算で7kgは切れるのではないかと思います。
正直、価格差を考えるとデュラエースでなくてアルテグラでこの重量になれば大満足です。
仮にホイールをRapied CLXにしてもプラス152g、7,200gぐらいです。
もし、S-works Tarmac SL7の購入を考えいて、考えている構成でどれくらいの重量になるか悩んでいる方の目安の一つとなれば幸いです。
