【インプレ】 ビアンキ スペシャリッシマの重量はどれぐらい?

機材

こんにちは、アラフィフ自転車乗りの又兵衛です

ビアンキを代表する軽量ロードバイク スペシャリッシマ。

軽くてカウンターヴェイルもあるので長距離も坂も登れる貧脚にも優しいロードバイク

そう思う方も多いのではないでしょうか。

かく言う私も足に優しく坂も登れると思い購入いたしました。

さて、リムモデルは780gと十分に軽量でしたがディスクモデルでさらに重量が750gと軽量になりました。

普通、ディスクモデルになると重量が増えるのにこれには驚きです。

ですが完成車の重量はどこにも出回ってないので最終的な重量がどれくらいなのか分かりません。

それならばと思い自分がフレームを購入してアルテグラ11sで組み上げた車両の重量を実際に測って見ました。

さて実際の重量はというと…

7,515g

と、なりました。

前回紹介しましたTarmac SL7に比べると若干重いですがそれでも十分軽量級に当てはまると思います。

それでは実際の構成を見ていきます。

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又兵衛所有車の構成はこんな感じ

車体のパーツ構成はこうなっております。

フレームサイズ 49

カラー ブラックカーボン UD

コンポーネント アルテグラ Di2 11s

クランク デュラエース 165mm + パイオニア 左右ペダリングモニター

ホイール Mavic Cosmic Pro Carbon SL UST

タイヤ Mavic YKSION PRO UST

ハンドルバー FSA Kフォースコンパクト

ステム FSA NS ACR 90mm

サドル Speicalized POWER ARC EXPERT

シートポスト ROVAL ALPINIST CARBON POST

カラーは他の色よりも80g軽いブラックカーボン UDになります。

ハンドルバーとステムは車体に付属してきたものです。ハンドル周りがACRの内装システムなので原状あまり選択肢がないのが難点です。

シートポストはROVALのALPINIST CARBON POSTを使用して重量を稼いでおります。

活躍できる場面はどのあたり?

十分に軽量なスペシャリッシマですがどんな人に合っているか、どんなシチュエーションで活躍できるか考えてみました。

まず最初に考えるのは軽量という言葉からヒルクライム。

ですが軽量ではありますが最軽量というわけではありません。

ヒルクライムで勝ちに行く、更なるタイムアップを狙う、ということですと選択肢に入ってくるのはS-works AETHOSやGIANT TCR ADVANCED SL0などが挙げられます。

アップダウンのあるレースで勝ちたい、最軽量ではなくても軽量でエアロ性能も欲しい、ということですと今度はS-works Tarmac SL7やTREK Emonda SLR9などが候補になります。

そうすると思いつくのは長距離のレースやイベントなどではないかと思います。

長距離のレースやイベントでは単独走行には余りならないのでそこまでエアロ重視ではなくてもなんとかなります。

逆に重要視されるのはいかに足を残し疲労を溜めないか。

幸いスペシャリッシマはその持ち前の軽さで坂なども余り苦になりません。

そして何と言ってもカウンターベイル。

これのおかげで細かい振動などがないので疲労が溜まりにくいです。

チューブレスタイヤを履いて乗るとまるで高級車に乗っているような感じになります。

そんな乗り心地なのにプロがオルトレXR4ではなくわざわざスペシャリッシマを選んで勝利するぐらい戦闘力はあります。

足を溜めて溜めて最後に抜け出して勝利、そんなことを夢想してしまいます。

まあ、そこまでこだわらなくでもオールラウンド的に何にでも使えると思います。

オルトレXR4はかなり硬くて近距離なら良いのですが長距離は足が持たず結構辛かったのでしたがスペシャリッシマは全然そんなことはありません。

乗り心地が良くて戦闘力もある。自分のような脚力にない人間にはまさに真のオールラウンダーと言えると思います。

重量は十分合格点 伸びしろもあるオールラウンドバイク

デュラエースではなくアルテグラ、45mmのホイールを履いたディスクロードでこの重量なら十分満足できると思います。

予算があるならデュラエースにしてさらにサドルなどを換えればさらに重量は減らせます。

またヒルクライムなどに使用したいのなら軽量ホイールにすれば戦力は格段に上がります。

富士ヒルの様な20kmを超えるヒルクライムではカウンターベイルのおかげで疲労を抑えることができると思います。

ビアンキにはインフィニートCVというエンデュランス向けのバイクもありますがスペシャリッシマの方が戦闘力は高いと思います。

十分に軽くて戦闘力もある、だけどカウンターヴェイルのおかげで疲れにくく剛性感もほどよいので長距離が強いスペシャリッシマ。

買って良かったと思います。

もしスペシャリッシマの購入を検討している方がいて参考になれたら嬉しいです。

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