ちまたで話題のホイール Wake6560 購入方法から実走までをインプレ 

wake6560機材

「プリンストンカーボンワークスのWAKE6560、早いっていうけど重量はどれぐらい?」

「購入したいけど店や通販サイトでは売ってない、どうやって買うの?」

「乗り味はどんな感じ?、早い?」

興味はあるけど詳しいことが分からなければ購入できないですよね?

そんな悩みをお持ちの方に自分が実際に購入してみましたので購入方法や実重量などをインプレしたいと思います

結果から申し上げると

・実重量は前後で1,520g

・購入方法はホームページから

・平坦さすがのエアロ性能、ちょっとしたのぼりなら余裕でこなす

となっております

総合的に見て

ヒルクライムメインでなければこれ1本あればことが足りる

そんなホイールです

それでは詳しく見ていきましょう

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Princeton CarbonWorks WAKE6560の購入はHPから

Princeton CarbonWorks(プリンストンカーボン)の製品は国内代理店がないため店頭や大手通販サイトなどでは購入できません

購入は基本Princeton CarbonWorksのホームページからとなります

一応一部のアメリカ辺りの自転車通販サイトでも買えるようですがセミオーダーなので直接ホームページから購入した方が納期が短いです

また特に値引きもなかったのでなおさらです

ホームページは英語の為、翻訳機能は必須となります

ホームページ上段に製品の一覧が乗っているのでそこをクリックして各製品のぺージに入ります

製品のページに入ると右下に仕様を箇所があるのでそちらで仕様をきめます

wake6560 仕様決定

選べる仕様は

  • ブレーキ(ディスクかリム)
  • 内部のフックからフックの幅
  • ハブタイプ
  • フリーハブボディ
  • 仕上げ色

以上を好みで選択していきます

それによって支払金額が変わるので予算に合わせて選択していきます

以前は内部の幅は23~25mmのタイヤにあわせた18,5mmのコルサしかありませんでした

ですが25mm以上のタイヤの装着が増えてきたのでそれにあわせた内部幅20,5mmのストラーダが追加されました

今回自分は幅はストラーダ(20,5mm)、ハブはイオネスが使っているのと同じTUNE、仕上げ色はマットブラックを選んでおります

今回の仕様で金額は3,000ドルとなります

支払いはドル建てとなりますのでその時の為替レートにもろに影響されます

余裕を持った仕様にしておきましょう

すべての仕様を決めましたら一番右下の「カートに追加」をクリックします

なお、送料は無料なのでうれしい限りです

仕様を確認しまして大丈夫なら「チェックアウトに進む」をクリックします

住所の入力と支払い方法になります

住所の入力は国を選んだあと県を選びその後は普通に入力していけば大丈夫です

ここで注意なのですが「アカウントを作成する?」にはチェックを入れておきましょう

マイアカウントから注文の内容などを見れるのですが注文したあとにアカウントを作成しても今回の注文は紐づきません

ですので注文時にアカウントを作成しておきましょう

支払いには通常のクレジットカード払いとPaypalの2種類が選べます

使いやすい方を選択しましょう

すべての入力が完了しましたら「注文する」を押せば完了します

きちんと完了していれば登録したメールアドレスにメールが届いていますので忘れずに確認しておきましょう

納期が知りたい場合は「お問い合わせ」にメールを送れば大体の納期は教えてくれます

ホイールが完成しまして無事に日本に到着しますと運送会社のDHLから輸入関税支払いのメールが届きます

記載の箇所をクリックして輸入関税の支払いを行います

またいっしょに配送日を確認し都合が悪ければ変更しましょう

支払い・日程の変更が終われば後は待つだけです

WAKE6560の現物を確認 実重量は前後で1,520g

梱包方法・同梱物の確認

注文から3週間弱でWAKE6560が届きました

さっそく中身を確認します

ホイールはエアパッキン(プチプチ)ではなくウレタンの袋1枚に入っています

ペラペラだったので傷がついてないか心配しましたが特に傷はついていませんでした

ホイールの上に被さっていた段ボールにはチューブレスで使用する際のバルブがひっそりと刺さっていました

あやうく捨てるとこだったのでこれはちょっと改善してほしいところです

ホイールのほかには収納用のバッグが付属しています

実物の確認 重量・内幅

それでは実物を確認してみます

実重量 前後で1,520g

まずは一番気になる実重量です

実重量はフロントが710g

リアが810g

合計重量が1,520gとなります

現在、普段使い出来るホイールの中で平地最速と呼ばれるDT SWISS ARC1100 Dicut62

こちらの重量がカタログスペックで前後で1,678g

158gも軽量となっています

また最近発売されたROVAL RAPIDE CLXIIがカタログ重量で前後合計1,520g(チューブレスリムテープとバルブ15gを含む)

これらと比較しますと65mmハイトで前後合計1,520gと言うのは驚異的軽さかと思います

内幅はきっちりと20,5mm

ホイールの内幅を測ってみます

内幅がストラーダを選択したのでピッタリ20,5mm

多少誤差があるかと思ったのですがかなりの精度です

ホイールの内側にリムテープはありません

バリなどもなくかなりきれいなつくりになっているので好感がもてます

ハブはイオネスがつかっているのと合わせてTUNEを選択

今回、ハブは

  • White Industries
  • TUNE
  • CK R45D Ceramic
  • DT Swiss 180EXP
  • Carbon Ti
  • Industry9
  • Tactic Racing

から選べるのですがイオネスがつかっているのとおなじTUNEを選択しました

ほかのハブと比べるとちょっと地味かな、と思います

本当はDT Swissを選ぼうかと思ったのですが3,950ドルとかなり高額になってしまうので断念しました

実走 貧脚目線でインプレ 

実際に走ってみてアラフィフ・貧脚目線でインプレしてみます

機材はこのようになります

  • 車両:CANYON AEROAD CFR
  • タイヤ:コンチネンタル GP5000クリンチャー F:25C R:28C
  • チューブ:SOYO ラテックスチューブ

比較対象がないと比べにくいのでAEROADについてくるDT SWISS ARC1100 Dictu62を比較対象としてインプレしていきます

※ARC1100でもタイヤはGP5000 F25C R28C、チューブはSOYO ラテックスチューブを使っております

平坦路はさすがのエアロ性能でカッとんで進んでいく

平坦路はそのエアロ性能とリムの高さが仕事してカッとんでいきます

AEROADのエアロ性能と相まって正直自分ぐらいだと怖くなるぐらいです

巡行も楽で速度に乗ってしまえばあとはぐいぐいと進んでいきます

ARC1100と比べるとどちらかというとWAKE6560は軽やかに回る感じで、ARC1100はトルクでしっかりと走る感じです

そのあたりはやはり重さの違いから来ているのかと思います

その重さの違いからか踏み直したとき、ARC1100は結構踏む力が必要となるのですがWAKE6560はそれどほど力は必要ではない感じです

だからと言って足を止めたときに速度の落ちが大きいかとそうでもないので、そのあたりはエアロがかなり効いていると思います

上り坂はそのディープリムらしからぬ軽さが武器となる

一番気になる上り坂です

斜度が5%ぐらいでしたらその見た目とは裏腹にスイスイと登っていきます

正直なところARC1100より格段に登ります

ARC1100では太刀打ちできません

なんなら前に使っていた某メーカーの45ハイトのチューブレスレディより登ります

1,520gという50ハイトのホイールと同じぐらいの重さの上、トップクラスのエアロ性能

これに太刀打ちできるディープリムのホイールは見当たらないのではないかと思います

まとめ ヒルクライムメインでなければこれ一つあればことが足りる

プリンストンカーボンワークス Wake6560の購入から実際の重量、実走のインプレまで紹介しました

自分の感想としては

  • 平坦が多いがところどころ上り坂があるようなレースだったら間違いなく一押し
  • 普段使いでも平坦は風を切り裂いて、登りもスイスイと進むので初心者・中級者でもOK

という感じでこれ一つあればきつい登り以外はすべて対応できると思います

購入に関しては翻訳さえうまくできれば何も問題なく購入できますし発注から到着まで3週間かからなかったのうれしかったです

実重量は他のホイールを圧倒する軽さとなっておりその走りもトップアマチュアから初心者まで十分に満足できるものと思います

円安の影響でなかなか購入しずらい金額になっておりますがその走りにはきっと満足できると思います

ぜひそのエアロ性能と軽さからくる走りを堪能してみてください

それでは又兵衛でした

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