ディスクブレーキの音で悩んでる方 解決法を教えます

機材

「ディスクブレーキの音鳴りが全然消えない」と悩んではいませんか?

迷路に迷い込んでしまう人も多いのですが実はそれ『ブレーキパッドが奥までオイルに侵されている』からかもしれません。

自分は新車で購入したロードバイクの音鳴りに6ヶ月以上も悩まされました。

その間、いろいろ思いつくことやネットで調べたりしたことを試してみたのですが解消されませんでした。

一時はそのバイクの売却まで考えたほどでしたが先日、ようやく音鳴りが解消されました。

もしかしたら自分と同じように音なりが止まず悩んでいる方もいらっしゃるかもしれないので少しでもお役に立ちたいと思いますのでご説明いたします。

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そもそもの発端

2020年の11月頃、新車でTarmac SL7を購入。

引取時は問題なかったのですが暫く走ってから見るとキャリパー周りがオイルで濡れていました(!)

disc-brake-caliper

やばいと思ってすぐに店に持ち込んで対応してもらいました。

ただこの時にキャリパーが初期不良だったのか組み付けが悪かったのかは聞いていませんでした。

恐らく最度組み直してディスクローターなどを清掃しただけだったかと思います。

オイル漏れが無くなったとの連絡があったのでその時は普通に受け取りして戻りました。

悪夢の音鳴りの始まり

その後、仕事が忙しいのと試験勉強をしなければならなかったので暫く乗れなかったのですが、知り合いのライドに参加することになったので久方ぶりに乗ってみると

「きゃーーーーーー!」

ブレーキをかけた時にまるで乙女の悲鳴のようなとんでもない音鳴りがするではないですか(!)

音鳴りがしたことがある方は分かると思いますがブレーキを掛けてバイクが止まる際に大きな音がします。

正直、かなり恥ずかしいですし何より売りの制動力がかなり弱くなっております。かなり危険です。

その日は騙し騙し乗り続けましたが今考えるとかなり恐ろしいことしていたと思います(汗)

ライドから戻って急いで店に連絡。遠くの店なので何度も行けないので引取に来て貰い対応してもらうことになりました。

鳴り止まない音鳴り

暫くすると店から連絡があり「ディスクローターとバッドを清掃したら音が鳴り止んだ」と連絡がありましてバイクを自宅まで届けてもらいました。

これで安心して走れる〜、と喜んだのも束の間。

暫くして家で車体を動かしながらブレーキを掛けてみると

「きゃーーーーーー!」

例の音鳴りがするではないですか!! 全然直っていない!!!

さて,そうなって来ると原因はローターに付いた油や汚れではないと考えられます。

あと考えられるとすると

・ローターの歪み

・ローターとパッドの隙間が均等ではない

などが考えられます。

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迷路に迷い込む

今現在考えられる原因を一つづつ潰していきます。

まずはローターの歪み。

これは新品のディスクローターが届いたのでこれを装着してみます。

disc-brake-rotor

「きゃーーーーーー!」

ダメでした。ローターの歪みではないです。

続いてパッドの隙間の問題。

パッドとローターの隙間が均一でないと片効きしてしまってなるというもの。

これに対してはアイテムを使って調整していきます。

grunge-tool

これはローターに被せてブレーキを引きながらキャリパーを固定するだけで隙間を均一にしてくれると言う便利アイテム。

皆んな大好きAmazonで購入。

Bitly

早速使用して調整してみます。

ちょっとブレーキホースが短い上に硬いので難儀しましたが隙間は均一に調整できました。

隙間調整

さて、音鳴りの方はどうかというと

「・・・・・・」

しない!、ヤッタァ、消えた〜!

と喜びも束の間、2、3日後に再びブレーキを掛けると

「きゃーーーーーー!」

また鳴り始めました。

隙間の問題でもありませんでした。

仕方なく再び店に連絡して再度引き取りして貰いみてもらいます。

今度は清掃だけでなくバッドの表面も削って見てもらいました。

音が出なくなったそうなのでまた届けて貰い確かめてみると確かに音はしない。

ですがまた2〜3日すると音が鳴り始めました。

ようやく解決 言われてみれば確かにそうだ

この頃になるとあまりにも治らないので正直乗る気も無くなってきました。

ちょうど仕事と試験が忙しくて外を乗る暇がなかったので正直ほったらかし状態でした。

8月頃、ようやく仕事と試験が一段落したので再び気にし始めたのでまた店に連絡。

今度は今まで見なかったキャリパー自体の不具合を疑ってみて欲しい、と頼みました。

そして引取後、暫くすると店から連絡が来ました。

店員:「又兵衛さん!、音鳴りの原因がわかりましたよ!」

又兵衛:「え、何が原因?、やっぱりキャリパーだった?」

店員:「いえ、違います。原因はブレーキパッドでした」

又兵衛:「え〜、散々パッドは見たでしょう?、清掃もしたし削ってもみたし?」

店員:「いえ、違います。オイルがパッドの奥まで染み込んでいた様です!!」

   「それで多少表面を削っても清掃してもすぐに音が鳴り出してしまうのです!」

又兵衛:「あ、そう言うことだったのね。そりゃ盲点だったわ〜」

あいにくこの時期、レジンパッドはほとんど手に入らず、Amazonやヤフオクではかなり金額が高騰していたのでおいそれとは変えられず試してはいませんでした。

ですが言われてみれば納得の原因。

店の方でなんとか新品を手に入れて交換したところあっさり鳴きが止まったそうです。

戻ってきたバイクを確かめてみると確かに全く音が鳴りません。

ですが今までは2〜3日すると音がなり始めるので安心せず、しばらくしてから確かめてみると

「・・・・・・」

音が鳴りません!。半年以上掛掛かってようやく音鳴りが解消されました!

まとめ 音鳴りで悩んでいるならパッド交換も視野に入れて

私と同じように音鳴りが止まず悩んでいる方は多いと思います。

動画などでも原因が分からず悩んでいる方がいらっしゃいました。

一通りやってみてダメでしたら一度パッド交換を試みてください。

今も手に入りにくい状況が続いておりますが一発で解決出来るかもしれません。

探してみると意外とあったりします。

実際、近所のロードバイクの店に行ったら一つだけあったりしました。

いくら探しても新品のパッドが見つからない、とか、変えたばっかりなので交換しないでなんとかしたい、ということでしたらこちらの記事を参考にしてみてください

音鳴りは乗っていてかなり恥ずかしいですし効きも悪くなっているので危ないです。

この記事が皆さんの音鳴り解消に少しでも役に立てればと思います。

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