こんにちは、アラフィフ自転車乗りの又兵衛です
あなたはディスクブレーキに音鳴りで悩んでないですか?
「何をやってもディスクブレーキの音鳴りが消えない」
「新品交換すれば消えるかもしれないけどパッドの在庫がない」
「まだ数回しか乗ってないから勿体無い」
ブレーキの音鳴りが発生するとかなりストレスが発生しましてロードバイクに乗ってても楽しくないです
先日、自分のブログでも書きましたが最終的に音鳴りはパッド交換が効果的です
ですがこのコロナ禍でパッドの在庫が少なくかなり手に入りにくい状況です
また、数回しか乗ってないのに交換はもったいないと思うかもしれません
そんな方々におススメしたいケミカルがあります
SwissStop disc brake SILENCER
こちらはパッドに吹きかけるだけでいとも簡単に音鳴りが消えてくれました
音鳴りで悩んでいるあなたにぜひご紹介したいと思います
ディスクブレーキの音鳴りを消して楽しいロードバイクライフを送りましょう!
ディスクブレーキの音鳴りの原因と一般的な対処法
ディスクブレーキの音鳴りの原因のほとんどは油脂と汚れ
ディスクブレーキのロードバイクに乗っていて特に何もしていないのに音鳴りが発生しましたら原因はほとんど油脂や汚れです
・ホイールを変えた
・ディスクローターを変えた
・パッドを変えた
・ディスクローターをぶつけた
などの場合はパッド左右のパッドがキレイにディスクに当たっていなくて音が発生するときがあります
ですがとくに何もしていない場合は油脂や汚れが原因です
素手でローターやパッドに触ってしまいその油脂で鳴ってしまう場合もあります
また雨の日に走って油を含んだ雨水があたって鳴りだす場合も多いです
軽い場合は清掃や削りで消えるが基本は新品交換
手の脂がついたぐらいやちょっとした汚れぐらいなら清掃やパッドの表面を削れば音が消えるばあいがあります
ですが雨の日に走ったりキャリパーからオイルがもれてがっつりパッドに油脂が浸透してしまったら清掃しても表面を削っても音は消えません
こうなったら新品交換しかなくなってしまいます
当初、自分はそれがわかってなくてひたすら清掃で解決しようとして悩んだあげく新品交換して一発でなおった経験があります
disc brake SILENCER(ディスクブレーキサイレンサー)
新品交換したくない場合もある
パッドの新品交換が一番効果がありそうなのはわかったのですが
・在庫不足でレジンパッドが全然手に入らない
・数回しか走ってないのでもったいない
・新品交換で音鳴りが止むか分からない
などの理由で新品交換ができない、したくない場合もあると思います
実は自分も最近購入したロードバイクが2回乗っただけで音鳴りが発生してしまい、試しに新品のパッドを付けてみたのですが音が止まず困っておりました
そんな中、知り合いのバイクショップの店長が音鳴りを止めるケミカルがある、と言っていたのを思い出して早速購入してみました
Swiss Stop DISCBRAKE SILENCER
SwissStopは自転車のブレーキ関連で有名なメーカーです
リムブレーキのブレーキシューなどは使ったことがある人は多いのではないでしょか
そのSwissStopが出しているディスクブレーキの鳴きどめ用のスプレーが今回のアイテムです
”自転車やオートバイのディスクブレーキに使用できる高性能の音鳴り防止ケミカル。 ブレーキパッドに浸透し、表面を均等、フラットにすることで放熱性や防錆性の向上、振動の軽減等に効果あり”
フタバ商店HPより
使い方は簡単です
ブレーキパッドに一拭きするだけです
作業の手順を紹介いたします
作業は簡単 パッドを外してスプレーするだけ
パッドの外し方
まずはパッドをキャリパーから外します
最初にボルトの脱落防止用のピンを外します
引っ張れば簡単に取れますが小さいので無くさないよう注意です
続いてボルトをマイナスドライバーで回して外します
するとパッドを抜けるようになりますのでゆっくりひっぱって抜きます
パッド押さえスプリングが飛んでいかないよう注意してください
これでパッドが外せました
この状態にとき絶対にブレーキレバーに触らないでください! キャリパーのピストンが出てしまって工具がなければ押しもどせなくなってしまいます
スプレーの前に洗浄をします
無事外せましたらスプレーの前にパッドの清掃をおこないます
まず紙やすりや鉄やすりなどで表面を慣らします
その後、中性洗剤でブラシなどを使ってよく洗います
洗浄の際、注意するのはパーツクリーナーなどは使わないでください
パーツクリーナーは種類によっては油分を含むものもあるので使用は厳禁です
必ず中性洗剤で洗ってください
このとき一緒にディスクローターも洗ってあげます
洗い終わったらしっかりと乾かします
スプレーは軽く吹きつけます
まずはよく缶を振って内容物をかき混ぜてから disc brake SILENCERをパッドに吹きつけます
このときあまり厚く吹きつけないように注意します
厚く吹きつけてしまいますと制動力が落ちてしまい危険です
パッドの表面に軽く吹いて表面が灰色になれば大丈夫です
吹きつけましたら数分おいて完全に乾くまで待ちます
自分は念のため一晩おいてしっかりと乾燥させました
パッドの表面が乾けば終了です
実に簡単でした
組み付け時、パッドを触らないよう注意
しっかりと乾燥できましたら組み付けていきます
パッド押さえスプリングを挟んでキャリパーに差しこんでいきます
このときパッドに左右があるので気をつけてください
フロント、リアが下の写真のようになるのが正解です
フロント
リア
パッドを差しこみましたらボルトを締め込みまして忘れずに脱落防止用ピンを取りつけます
以上で作業終了です
ちゃんと音鳴りは消えたけど注意点あり
ちゃんと音鳴りは消えてくれた
まずは外に出る前に部屋の中で押し引きしまして音鳴りとブレーキの効きを確認します
いきなり外に出てブレーキの効きが甘かったら大変危険です
必ず安全なところでブレーキが効くか確認してください
ブレーキを掛けながら押し引きしてみますと
「…ズズッ、…ズズッ」
音鳴りは消えていますしちゃんとブレーキは効いています
ですがちょっと効きが甘い感じです
また最初にブレーキを掛けたときには灰色の汚れが付きますので念のためきちんと清掃しておきましょう
部屋の中で確認して大丈夫なら実際に外で走ってみます
実際に外で走ってみてもあの甲高い音は発生しませんでした
ブレーキを高速からかけても低速でかけても、また下り坂でも大丈夫でした
ちゃんと効果はありましたのでこれで一安心です
少しだけ注意すること
自分の個人的な感想ですが、ちゃんとブレーキは効いているのですが若干甘さがあるような気がします
処理すると多少効きが悪くなる、と聞いていたのでプラシーボ効果かもしれません
処理する前が100だとしたら90ぐらいな感覚です
走っていれば徐々に戻るかもしれませんが、「多少効きが悪くなっている」と思って注意しておいたほうがいいかもしれません
※追記
何度か乗っているうちにブレーキの効きがもどってきました
急制動をかけてみたり長い下りを走ってみたのですが甘さがなくなってきました
おそらくパッドが馴染んできてあたりが出てきたから、だと思います
これで安心して走ることが出来ます
購入時の注意 大きいのは必要ありません
購入時にちょっと注意が一つ
disc brake SILENCERには小さい50mlと大きい400mlのものが存在します
50mlのものが通常価格¥3,520、400mlのものが通常価格¥7,370となっております
内容量が8倍で価格は倍、400mlの方がお得なのでは?と思うかもしれません
ですが使うのはほんの2〜3拭き、50mlでもなかなか使いきれません
ましてや400mlなんて言ったら一生かかっても使いきれないかもしれません
お店などで使うのでなければ50ml のほうを買いましょう
まとめ 新品交換できない時の最終手段 効果は期待できます
まずブレーキ関連の作業は間違っておこなうと大変危険です
自信が無いかたはショップや詳しい方に作業してもらいましょう
今回、試した自分のブレーキパッドは2回ぐらいの走行で音鳴りが発生したもので洗浄ややすりで削ってもダメなものでした
それがスプレーで吹いただけで音鳴りが止みましたので間違いなく効果はあります
ですが大量の油脂が奥まで染み込んでしまったら正直わかりません
本当は新品交換できればいいのですがちょっと音が鳴っただけで毎回交換していたらちょっとキツイです
ですのでdisc brake SILENCERを購入しておいて、音が消えたらOK、ダメなら新品交換、このようにするのが一番コスト的にいいのではないかと思います
ディスクブレーキのロードバイクに乗っている方は持っておいて損はないと思いますよ
ブレーキが鳴くとかなりストレスが溜まります
音鳴りを消して楽しいロードバイク生活を送りましょう!
又兵衛でした
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